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山の冬支度

1か月ぶりの山。
桑畑に張りめぐらせた電気柵を撤収しました。
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思い起こせば1年前、お父さんを拝み倒して桑畑を見せてもらったのが全ての始まり。
激動の一年でした。しみじみ。。。

網が干してあった竹竿には大根がズラリ!
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蚕室の中には雑穀が干されています。
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第2蚕室の外には銀杏が。
水でふやかし、洗濯機でガラガラ回して果肉をきれいに取り除き干していました。
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銀杏の始末の様子を見るのは初めてです。
何とも言えない匂いが漂っていました。

山の冬支度はまだまだ続きます。
野菜の収穫、種採り、畑の手入れ、などなど、忙しそうです。
私は養蚕だけの約束をしているので、畑にはあまり呼ばれませんが、
ちょっとずつ、お願いしてお手伝いに行きたいなと思っています。
私は畑仕事は正直そんなに好きではありませんが、
おとうさんのやり方は普通の人とはちょっと違っていて面白く、
でもちゃんと理に適っていて、真似してやってみたいと思うのです。

昼休み、散歩をしながらふと上を見上げると、きれいなグリーンの木陰。
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よく見ると、桑の葉でした。
かなりの大木です。
来年春、桑の実食べ放題できるかな?(笑)


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柿しごと

主人の実家の柿もぎをしました。
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柿の収穫は、毎年義父と義母が2人でやっていたので、今年は私と娘が志願しました。
高枝切バサミを最大に伸ばして、フラフラしながら柿の枝をやっとつかんで採ります。
挟み損ねたものは、下で網を持った娘がキャッチ。
ずっと上を向きっぱなしで首は痛くなるし、年老いた義父母にはきつかったろうな、と反省しました。
先週と今日、2度に分けて収穫しましたが、合計130個程ありました。
葉が落ちたら、来年また沢山実がつくように、剪定をしようと思います。

干柿用と渋抜き用に分けました。
この辺の柿は「庄内柿」といって、渋柿なのです。
こんなに美味しそうに見えますが、渋抜きをしないと食べられません。
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皮をむいて、軸を紐で結わえて、洗濯物干し場へ。
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昨年初めて作りましたが、とても美味しかったので、今年はたくさん作ろうと思います。
この時期はどこの家にも柿があり、沢山いただくので、まだまだ作ります。
洗濯物を干すスペースがなくなりそうです(笑)

そして、これも初体験、柿の渋抜きです。
柿のヘタを焼酎(35度)にちょんちょんと浸し、ビニール袋に入れ、口をしっかり締めます。
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9~10日で渋が抜けて、あまーくて美味しい柿になります♪
主人の実家の柿は、とーっても美味しいんです。
楽しみです。

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研修旅行 -群馬県磯部温泉へ-

山形県養蚕農家さんの研修旅行へ同行させていただきました!
行き先は群馬県・磯部温泉。

初秋蚕の時、おとうさんに「秋に研修旅行で富岡製糸場へ行く」と聞き、
「私も連れてってください!」と懇願しました。
慰安旅行的なものと思ってお願いしたのですが、実は、、、
山形県蚕糸業会」の研修旅行で、山形県養蚕農家さんが属する「千總グループ」の全体会議、
と知ったのは、直近になってからでした。千總といえば京都の老舗の呉服屋さん。お品物は超一流です。
本当に私出席していいのかしら?と不安になりましたが、腹をくくって行ってきました!

こちら山形から群馬県は遠い道のりです。
早朝まだ暗いうちに出発し、ひたすらバスを走らせ、ホテルに到着するとすぐに会議でした。
グループの生産者と関係者等が一堂に会しました。

各業界の方々のお話、養蚕の現状、今年の成績について、など、普段知ることができないお話を聞けて、
とても有意義な時間になりました。参加させていただいて本当に感謝します。ありがとうございました。

その会議の中で紹介されたのが、この振袖。
日本のを使い、国内で製糸・製織・染色された100%日本製の振袖、純国産絹です。
しかもは山形産とのことで、嬉しく誇らしく思いました。(写真がぼやけててスミマセン)
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白生地を見せていただきました。
しなやかで、しっとりとした、とても美しい生地でした。
山形県養蚕農家」としっかり記されています。
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もしかして、もしかして、私がお手伝いした時のお蚕ちゃんの糸も含まれてるかも?
ワクワクしてきました。の行く末が分かると、また次への活力になりますね!来年もがんばるぞー!
そして、自分が関わった絹で娘の振袖、、、も可能なのだな、とちょっと夢膨らませて♪

磯部温泉へは今年2度目の訪問です。(1度目の訪問はこちら
今年2月、磯部温泉近くで蚕絲館を営む東さんへ座繰りの講習に伺いました。
そして先月、東さんご夫妻が山形にいらっしゃいました。
今回の宿泊が磯部温泉と知ったときは本当に驚き、すぐに東さんに、お会いできれば、とお願いしました。
お忙しい中、ホテルに足を運んでくださり、短時間でしたが養蚕の話などをして嬉しい時間になりました。
本当にありがとうございました。

翌日は富岡製糸場の見学。(つづく)
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研修旅行2日目 -富岡製糸場見学-

・・・つづきです。
宿泊した磯部温泉のお湯は、なんというか、美人の湯?お肌がしっとり♪
毎日入ったらお肌ぴちぴちになりそうな、いいお湯でした。

ホテルを出発し、富岡製糸場へ。
2014年の世界遺産登録に向けて町全体が盛り上がっていました。
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写真で何度も見た、レンガ造りの繭倉庫、ステキです!
明治5年(1872)国内初の官営模範器械製糸場として誕生した富岡製糸場
ここを模範工場として技術者を養成し、日本各地に広めたのです。

場内の建造物は、ほぼ創業当時のまま。
縦に長い柱は一見コンクリートに見えますが、全て木材の一本柱。材質は杉だそうです。
これだけの長さの木を切り倒して運ぶだけでも、どれだけ大勢の人手がかかったのでしょう。

説明してくれたのは、ボランティアのガイドさん。
とてもお話が上手で引き込まれました。写真を撮るのを忘れてしまうほどでした。
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場内の数ヶ所に「発掘調査中」の立看板が。
まだまだ分からないことが多く、こうした調査が続いているのだそうです。

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驚いたのが、これ。
右は、煙突建設時の写真です。
足場はなんと竹だそうです。竹をつなぎ合わせて煙突の高さに。
重たいレンガをてっぺんまで運んで作業。
竹は、しなります。こんな不安定な足場で、命がけの作業。
高所恐怖症のわたしには想像を絶します。

繰糸場の内部です。
自動繰糸機は透明のシートで覆われています。
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奥行きがとても長く、140mあるそうです。
一斉に繰糸機が稼働しているのを想像して、ワクワクしました。

これは自動繰糸機が導入される前の「フランス式繰糸機」
だんだん見学客が増えてきて、説明が聞き取れなくなりました。
煮繭の設備を一体化させた洋風の座繰り機、といったところでしょうか。
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週に一度実演されているようなのです。見てみたいです~。

展示室で目を引いたのは、これらのと生糸。
品種ごとに違いを確かめることができます。
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下左から2番目の「新青白」の淡い色に惹かれました。
これ全部群馬県オリジナル品種なんだそうです。さすが群馬は養蚕の先進地です。

正面入り口からまっすぐ入っていった先には、また大規模な西繭倉庫
私の師匠さんがボランティアの方に熱心に質問していました。
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2階に乾燥を貯蔵していたのだそうです。
ここに入るだけの大量のを来る日も来る日も昼も夜も繰糸して、海外へどんどん輸出。
相当数の労働者がいたことでしょう。
絹産業は日本の近代化の礎だったということをようやく理解できました。
そして、これらの建築工事の時の苦労の跡が、建物のそこかしこに残っていて、
いかに当時の日本に技術がなく、試行錯誤しながら建造したかが見てとれるのでした。
これぞ、世界遺産です! 

見ごたえのある施設でした。
1時間かけてたっぷり説明していただきましたが、もっとゆっくり見たかったです。
構成遺産の、蚕種の貯蔵施設「荒船風穴」や田島弥平旧宅なども見てみたいです。
必ず、また行きます。
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赤かぶの始末

先日、おとうさんの畑に赤かぶをもらいに行きました。
「好きなだけ持っていげ~」と言われたので、遠慮なく(笑)
かぶの収穫も初体験です。いいかぶの見分け方を教えてもらいました。
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多分「温海かぶ」と同じ品種だと思います。漬物専用の赤かぶです。
甘酢漬けにすると色もキレイでとっても美味しいんです。
「大根も持って行げ~」と言われたので、遠慮なくいただきました。
ありがとうございます!

かぶの下洗い。
水を流しながら、柔らかい布で撫でながら泥をきれいに落とします。
そして葉を根元から切り落とします。
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売っているのはこの状態で袋詰めされています。
私と主人の両方の実家におすそ分けしました。
庄内の冬は大根漬けと赤かぶ漬けは欠かせません。とても喜ばれました。

さて、毎年恒例の赤かぶ漬け。
再度きれいに洗って、茎や根、傷などを取り除きます。
水気をキッチンペーパーなどで拭き取って、ビニール袋に入れます。
塩、砂糖、酢を入れ、全体にまぶして空気を抜いて口を締めます。
ビニール袋を使って空気を抜くと、重石が要らないのでラクです。
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丸のままと4分の1に切りました。
丸のまま漬けると保存が長くでき、切って漬けると早く食べられます。
4つ切りのほうで1週間ぐらいから食べられます。
他に、千枚漬けみたいに薄切りにしたのと、細かく刻んだのも漬けました。

これで3日目です。
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いい色に漬かっています。美味しそう♪
毎年スーパーで買っていた本場の温海かぶより濃い色が出ています。
さすが、お父さんの作る作物は天下一品です!
出来上がるのが楽しみです。

* * * * * * * * * *

ちょっと体調がすぐれなくてグダグダしてました。
たまった記事を続けてUPしたいと思います。
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消えた養蚕長屋跡!?

久しぶりのお天気なので、座繰り用の水を汲みに。
先日の雪が残っていました。
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さんちゃんは日向ぼっこでお昼寝中~。

ずっと気になっていた「蚕桑」、水汲みの帰りに行ってみました。
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養蚕長屋跡地案内板」←200m、とあります。

集落に入るとすぐに小さな神社がありました。「蚕桑神社」です。
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蚕桑開発二百年記念碑」裏には平成14年、とあります。
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210年前、というと、江戸時代の終わりのほうでしょうか。
だとすると、松ヶ岡よりも早いことになります、驚きです。

地図の通りに進んでいくと、、、、、なにもない。。。
田んぼと畑がひろがっているだけ。
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引き返して出会った集落の若奥様達に聞いても分からない。
あの人ならわかるかも、と紹介してくださったのですが、その方も分からない。
近代的な看板にしっかり記されているのに、地元住民も知らないというミステリー。

「跡地」なので、建物はなくとも、石碑か何か記されているものがあるのかな、と期待していましたが。
ここが山形県で養蚕が最初に始まった地、という説があるのです。
そんなに古い歴史があるなんて、気になって仕方ありません。
今度、役場と図書館へ行って調べてみたいと思います。
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養蚕の機械たち

先日の研修旅行でお世話になった、最上地方の農家さんへお邪魔してきました。
こちらの農家さんは、機械を導入しているとのことで、興味がありました。
私の住む酒田市は海側の秋田県境近く、こちらは宮城県境近く。
山形県を西から東へ端から端へ横断、1時間とちょっとで着きました。

山を抱いた小高いところに蚕舎がありました。
1階を飼育室、2階を上蔟室にして使っているそうです。
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1階の自動飼育装置。
スイッチを入れると、ゴンドラがゆっくりゆっくり回ります。
「ボンビックス」と呼んでいました。ラテン語で「蚕」みたいです。カッコイイ!
立派な白菜がいっぱい並べてありました。冬期間は野菜置場にしているそうです。

自動条桑機。
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裏側です。
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上蔟の時に使う、熟蚕を蔟に振り入れるための箱?名前が分かりません。
それを運ぶ台車です。リフトを使って、1階から2階へ上げるそうです。
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来年の晩晩秋にお手伝いに行く約束をしました。
実際にこの機械たちが動いているところを見るのが楽しみです。

この小さな小屋で、稚蚕飼育をしていた時期もあったのだそうです。
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また次の機会に稚蚕飼育についてもお聞きしたいと思います。

養蚕が終わると、冬場はなめこ栽培をしているそうで、こちらも見せていただきました。
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大きな品種のなめこ、初めて見ました。
成長の段階が、ちょっとお蚕さんと似ている気がします。
収穫も体験させていただきました。ありがとうございました。

順次収穫すると、2月頃までずっと収穫できるのだそうです。
2月は雪かきで一日終わる、と言っていました。
豪雪地帯で、噂には聞いていましたが、1階が雪で埋まってしまい、
2階の窓から出入りしなければならないほどなのだそうです。想像できません!
そして、3月から4月に翌シーズンのなめこの菌床を準備、そのあと養蚕の準備。年中忙しそうです。
「忙しい」って言わないの、「充実してる」って言うのよ、と笑顔で奥さん。
ステキなお言葉です。わたしもそうしようと思います。

お忙しい中お邪魔したのに、丁寧に見せていただき、お昼ご飯をご馳走になってしまいました。
大きななめこのお味噌汁がとっても美味しかったです。
ご夫婦とても仲良く、理想的です。憧れの夫婦像です。
いろいろとありがとうございました。


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怪我の功名

座繰りをしようとして大失敗!
何を血迷ったか、真綿にしようと思っていた繭で始めてしまいました。
煮繭は今までやった中で一番よくできたのですが、すぐに糸が切れて索緒がうまくいきません。
そこで間違いに気づき、途中から真綿作りに切り替えました。
真綿作り、といっても、私はまだ上手に真綿を作れません。
重曹を入れたお湯で繭を煮て柔らかくし、中の蛹を取り出して、少し拡げて水気を絞って。
勝手に命名「真綿せんべい」と呼んでいます。
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蛹の取り出しに結構手間がかかるんです。
飽きてきた頃、ひらめきました。

『ずりだし』
※ご注意※ 自己流です。正しいやり方が分かったらまたUPします。
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繭から直接引き伸ばし、軽く縒って糸にしていきます。
正しいやり方は分かりませんが、結構ハマります♪
ちょっとの空き時間でもできるのがいいですね。
いつもだと失敗したーと凹んでいるところでした。
怪我の功名です。感謝、感謝。
ただ、これも結構時間がかかるので、大量の繭がなかなか減りません。



そこで、、、


とっておきの、、、


アレを、、、使ってみることに。
ジャーン! 真綿かけ!!
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実は、先日お邪魔した農家さんと話していた時、
「真綿を教えてくださる方は見つかったけど、道具がないとできないよ、と言われた」と話したら、
ちょっと待ってろ~、と言って倉庫の2階から探してきて、「持っていけ~」とくださいました!!
感激です!本当にありがとうございました!!
いただいたときは真っ白でしたが洗ったらとてもいい色♪ 
長い間眠り疲れたでしょう。これからガンガン働いてもらいますね!お世話になります!!

さて、真綿せんべいをぬるま湯につけて、指先でやさしくほぐしながら両手で伸ばしていきます。
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一枚かけたところ。
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ちゃんと角に溝があり、そこに引っ掛けて伸ばせるようになっているんですね。

4枚かけたところ。
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キレイにほぐれてなくて恥ずかしい~。

そして、洗濯物干し場で、布団干しにかけています。
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繭の拡げ方がまだうまくできません。
拡げるのに失敗したものは、ずりだしで糸にします。
(それを「ずりだし」と呼んでいいのかもわかりませんが)
きっと、繭の剥き方とか、拡げ方にキレイに拡がるコツがあるのだと思います。
真綿作りは、今度、知り合いのおばあちゃんにお願いして教えていただく予定です。


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春に心筋梗塞で倒れた義父が、今度は動脈硬化の手術のため入院し、昨日退院しました。
右足をしましたが、経過が良いので来週左足もすることになりました。
重かった足が軽くなったと喜んで、笑顔の父を久しぶりに見た気がします。
心臓も足もよくなり、沈んでいた心も明るくなり、本当に良かった。
10月の実家の父の入院から病院通いが続いて、精神的にちょっと疲れ気味ですが、
あと一週間、頑張ります!!

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プロフィール

ひか♪

Author:ひか♪

2012年秋、お蚕ちゃんに一目惚れ♪
2013年~ 養蚕農家さんへ弟子入り、
座繰り・真綿・和裁・草木染(真綿)・
機織・糸染(生糸)などなど

…MY SILK ROAD 模索中(迷走中?)

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